2002年7月のモルディブ旅行の思い出の記録を、まもなく閉鎖するサイトから転載しています。
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滞在一日目のランチに・・・と島の東側、水上コテージの端にあるシーフードレストランに行くと、テラスの手すりに海サギがじっと留まっていた。 近寄っても動かないので、剥製かと思ったほど。 しばらくすると飛び立って行った。 | |
4日間滞在したコテージ。 島の西側にあり、プールやメインダイニングに一番近いところだった。 目の前は木立があるが、すぐに白砂のビーチ。 日が沈むまで波打ち際で遊んでいた。 2室で1棟。右側は女組。左側は男組が使用。 といっても内側はドアで繋がっているので、 いっしょにウノをやったりして夜は過ごした。 | |
ラグーン内は波打ち際まで様々な魚が群れをなして泳いでいる。 朝食で残ったパンくずを撒くと、たくさんの魚が寄ってきた。 | |
桟橋の上から写したエイのあかちゃんの姿。 体長50センチ程度。 ラグーンに下りて近寄ると、すぐに砂に潜ってしまう。 けっこうな恥かしがり屋さんのようだ^-^ | |
ちょっと見難いかな? バタフライフィッシュが、船着場の近くの土手のそばまで泳いできていました。 なかなか上からだとうまく写せなくて残念! | |
パラダイスアイランドの中庭。 美しい南国の花が咲き乱れていた。 子どもの遊び場もあったけど・・・ この島は東西200メートル。南北は900メートル。 島を1周するのもあっという間。 バスケットコートやビーチバレーコート、テニスコートにサッカー場 室内にはスカッシュコートに卓球場もあって 設備は充実していた。 | |
滞在二日目は満月だった。 船着場の上に浮かぶ月・・・ 晴れわった空は月で明るかったけど・・・ それでも満天の星が降り注ぐようだった。 | |
釣り船の上から見たパラダイスアイランド。 建物があるあたりは、プールサイドのバーとテラスがあるところ。 その左手の白砂のビーチは 私たちが泊まったコテージの前のビーチになる。 | |
コテージ前のビーチで砂の城を作る子ども達。 ちょうど木立があるので・・・木陰になっている。 きれいな貝殻、やどかりもたくさん発見! | |
毎日のように砂の城を作っていた。 それでも満潮になると、サラサラの砂なので すぐに波に洗われてしまう。 滞在中兄弟姉妹4人、けんかもせず とっても仲がよかった。 | |
プールサイドにて・・・ 私はもっぱらここのデッキチェアーに寝そべって 読書三昧だった。 世界各地から来たリゾート客でにぎわっていた。 とくにリタイアしてのんびり過ごすヨーロピアンの老夫婦。 体つきもボリュームたっぷりで度肝を抜かれたけど・・・^^; | |
木に登るやどかり・・・ 木の真ん中あたりに白い巻貝が見えますか? これ、実はやどかりなんです。 近くのブランコでのんびりしていた子どもが カタカタ言う音になんだろうって見たら、 やどかりが貝殻をカタカタ言わせて木に登っていたのですョ! 驚き☆ | |
夕日に輝く波打ち際であそぶ兄と弟。 結構絵になっているとおもうけど^-^ | |
これも夕日が沈みかけた海辺で遊ぶ兄と弟。 こうやって4日間とも日が暮れるまで 目の前のビーチで遊んだのでした。 なんと贅沢なこと・・・ | |
夕暮れの波打ち際の兄弟姉妹。 気持ちの良い砂浜に寝そべって・・・ 暮れゆく空を眺めていると、なんだか毎日時間に 追われて過ごしているのが嘘のようです。 | |
初日のシーフードレストランで食べたロブスターのグラタン。 きっと近海で獲れたものだと思う。 大きくてプリプリしていて・・・ 触角の先端までぎっしり身がつまっていて美味しかった! 釣りに2回挑戦して獲物を料理してもらう!という 計画は、釣果が今ひとつで実現しなかったけど・・・ やっぱりモルディブはシーフードでしょう☆ | |
ランブータンにパッションフルーツ。 それにスイカにメロン。マンゴー。 やっぱり南の国のフルーツがデザートにてんこ盛り。 でも、たしかモルディブではココナッツくらいしか採れなかったはず。 これは、きっとインドやスリランカ、あるいは東南アジアなど から輸入されたフルーツだろう・・・ | |
毎夕食ごとにメインダイニングに飾られた ベジタブルカービング。 タイのホテルでも見たことがあったけど・・・ カボチャや冬瓜、メロンなどをつかって 実に精巧に彫刻が施されている。 シェフのご自慢の包丁さばきを 表現しているんだろうな〜。 ブッフェスタイルだったけど、どれもこれも 美味しかったよ♪ |
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この度、こうして15年も前の家族旅行の記録を掘り起こしてみて、当時の思い出がありありと蘇ってきました。シンガポール駐在中にモルディブへの旅行・・・絵に描いたような幸せな一家という風に見えるだろうなぁ・・・
実は、シンガポールを出発する3日前に夫は十二指腸潰瘍で吐血し、緊急入院をしていたのでした。
世界情勢の変化と、大手銀行を巻き込もうとしていた再編の大波、そして当時シンガポール支店副支店長で、ベトナム出張所長も兼任しており、ひと月のうち、2,3回ホーチミンにも飛び、シンガポール国内でもさまざまな案件を抱えていて、多忙を極めていたのです。
そんな中、ストレスが彼の十二指腸に潰瘍を作ったのでした。
入院した病院へ駆けつけると・・・「モルディブはママが4人の子を連れて行くか?でもどうしても治して自分も行きたい」 と弱々しく言うのでした。
(そうそう、1994年夏、家族での北海道旅行の前日になって国税調査が入り、私ひとりで3人の子どもを連れて出かけるはめに・・・当時は次男はまだ生まれておらず、長男小1、長女幼稚園年中、次女2歳をひとりで空港に連れて行って、そこから札幌、トマムと回る旅・・・いきなりドタキャンは慣れているとはいえ、モルディブへひとりで4人は躊躇しました。)
家族全員での旅行は最後かもしれない・・・それにシンガポールを離れて、リゾートに行く方が回復のためにはいいのではないか・・・そんなことを夫婦で話し合いました。
ギリギリまでキャンセルをしないで様子を見ていたのですが、2泊入院した日の朝、つまり出発の前日になってドクターより、退院していいこと、服薬をきちんと守ること、お酒を飲まないこと、食事も消化の良いものにすることなどいくつかの条件付きで、旅行OKが出たのでした。
あの時、行けたのはある意味、奇跡だったんだな〜と思います。シンガポールでの5年間は、外から見ると優雅な生活に見えるでしょうが、家族にとっては一番しんどい時期でした。家族崩壊の危機もありました。
だからこそ、こうして振り返ってみて、あの時間はほんとうにかけがえのない素晴らしい時間だったんだと思えます。15年の年月を反芻しながら・・・モルディブの思い出1〜4をUPしました。
この度、こうして15年も前の家族旅行の記録を掘り起こしてみて、当時の思い出がありありと蘇ってきました。シンガポール駐在中にモルディブへの旅行・・・絵に描いたような幸せな一家という風に見えるだろうなぁ・・・
実は、シンガポールを出発する3日前に夫は十二指腸潰瘍で吐血し、緊急入院をしていたのでした。
世界情勢の変化と、大手銀行を巻き込もうとしていた再編の大波、そして当時シンガポール支店副支店長で、ベトナム出張所長も兼任しており、ひと月のうち、2,3回ホーチミンにも飛び、シンガポール国内でもさまざまな案件を抱えていて、多忙を極めていたのです。
そんな中、ストレスが彼の十二指腸に潰瘍を作ったのでした。
入院した病院へ駆けつけると・・・「モルディブはママが4人の子を連れて行くか?でもどうしても治して自分も行きたい」 と弱々しく言うのでした。
(そうそう、1994年夏、家族での北海道旅行の前日になって国税調査が入り、私ひとりで3人の子どもを連れて出かけるはめに・・・当時は次男はまだ生まれておらず、長男小1、長女幼稚園年中、次女2歳をひとりで空港に連れて行って、そこから札幌、トマムと回る旅・・・いきなりドタキャンは慣れているとはいえ、モルディブへひとりで4人は躊躇しました。)
家族全員での旅行は最後かもしれない・・・それにシンガポールを離れて、リゾートに行く方が回復のためにはいいのではないか・・・そんなことを夫婦で話し合いました。
ギリギリまでキャンセルをしないで様子を見ていたのですが、2泊入院した日の朝、つまり出発の前日になってドクターより、退院していいこと、服薬をきちんと守ること、お酒を飲まないこと、食事も消化の良いものにすることなどいくつかの条件付きで、旅行OKが出たのでした。
あの時、行けたのはある意味、奇跡だったんだな〜と思います。シンガポールでの5年間は、外から見ると優雅な生活に見えるでしょうが、家族にとっては一番しんどい時期でした。家族崩壊の危機もありました。
だからこそ、こうして振り返ってみて、あの時間はほんとうにかけがえのない素晴らしい時間だったんだと思えます。15年の年月を反芻しながら・・・モルディブの思い出1〜4をUPしました。