みどりの緑陰日記

香港で始めたプレイルームどんぐりから数えて35年、子ども達に絵本や児童書を手渡し続けてきました。絵本や児童書のこと、文庫活動のことなどを綴っています♪ noteも書いています(https://note.com/child_books/)

2011年07月

11ぴきのねこがやってきた にゃご!にゃご!にゃご!

7月24日(日)14:00〜 @銀座・フェニックスプラザ&教文館ナルニア国・ウェンライトホール

7月15日(金)から、教文館ウェンライトホールを会場にして始まった「馬場のぼる没後10年記念展 11ぴきのねこがやってきた にゃご!にゃご!にゃご!」(8月18日まで開催中!)

その関連講演会「馬場のぼる先生をめぐって―漫画・ネコ・絵本そして故郷三戸」に行ってきました。講師は、馬場さんの漫画家仲間の今村洋子さん、(みつはしちかこさんも予定されていましたが、体調不良でご欠席でした!残念!)そして『11ぴきのねこ』シリーズなどを担当されたこぐま社編集長の関谷裕子さんの対談に行ってきました♪

今村さんは、馬場さんと「漫画家絵本の会」でご一緒だったとか。馬場さんは女性漫画家にとても人気があったとのこと。いつも馬場さんの周りを女性たちが取り囲んでいたのですって(o^-^o) ウフッ

温かいお人柄が、相手を優しく包み込むような安心感を与え、男らしいオーラが立ち上っていたのだとか。会合に初めて参加して心もとない思いをしている人がいれば、声をかけてさりげなく輪の中に入れるように配慮することが自然とできる方だったとのこと。だから、あんなに人の心をホッとさせる絵本を描かれたのですね。

馬場さんと共に「漫画家絵本の会」で活動されたのは、前川かずおさん、やなせたかしさん、手塚治さん、タダヒロシさん、柳原良平さん、長新太さん、横山隆一さんたち。ナルニアホールには、やなせさん、柳原さん、長さんが馬場さんに向けて描いた絵はありました。素敵なお人柄だったから、素敵なお仲間が周りに集まって来ていたのですね。今村さんの思い出話から、そんなことを感じました。

講演会の後半は、関谷編集長による「漫画家・馬場のぼる」論。・・・というか馬場さんご自身が、「自分は絵本作家ではなく、漫画家なんだ」と常々おっしゃっていたそうです。1950年代には子ども向けの雑誌に連載漫画を描いていらした。次第に大人向けの漫画も描くようになるものの、大衆漫画の品の無さに失望し、下卑な作品は描きたくないと、次第に活動の場を絵本に移していかれたのです。

8月6日にある関連講演会、こぐま社創立者佐藤英和さんの「11ぴきのねこと馬場のぼる先生」の中で、そのあたりのことは詳しく教えていただけそうです♪

馬場さんは小さい時から絵を描くことが大好きで、故郷三戸で馬場さんが3才か4才くらいの頃に新居に移った際に階段下の白い壁に動物(馬だったかな)を見事に描いたのだそう。それを見た9才年上のお姉さんは、母親に紙を買ってあげるように進言する。お母さんも壁の落書きを叱ったりせずに、すぐに紙を一巻(たっぷりと)買って与えたというのです。それからというもの、馬場少年はずっとずっと絵を描き続けていたのだそう・・・ウェンライトホールに飾られている少年時代の絵の見事なこと。写実的なスケッチ、ノートの表に描かれたレタリングの見事なこと!子どもの得意なことをみつけて、それを最大限伸ばせるような環境を与えた馬場さんのお母さんの育児への姿勢にも学びたいなと思いました。

さて、こぐま社からはこの度馬場さんの1950年代の漫画を集めて『馬場のぼる・こどもまんが集』が、出版されました。
馬場のぼるこどもまんが集馬場のぼるこどもまんが集
著者:馬場 のぼる
販売元:こぐま社
(2011-07)





講演会の後半は、このまんが集が出版されるに至った経緯を丁寧にお話ししてくださいました。

このまんが集、早速購入してきましたが面白いニャハハ(*^▽^*)
「ワンピース」が大好きな我が家の子達も、「このまんが集は、面白いよ!」と言ってくれるほど。今風の暴力シーンもお色気シーンもなく、健全で、質の高いほのぼのとした笑いを誘うまんがでした。

講演会が終わった後、会場をウェンライトホールに移して、関谷編集長のギャラリートークもありました

会場の一番奥に『11ぴきのねこマラソン大会』の絵が、壁画になってず〜〜〜っと展示されているのですが、大きく拡大されているのをじっくり見ると!いろいろ面白い発見が!関谷さんが教えてくださったのは、ねこの町に社主だった佐藤さんねこがいるのです。そのねこさんはタクシーに乗っておでかけし、あちこちで買い物をし、最後は眼鏡をかけてかわいいおばあちゃんねこにプレゼント関谷さん曰く、プレゼントした相手は「たぶん、松岡享子先生じゃないかしら?」

11ぴきのねこマラソン大会 (絵巻えほん)11ぴきのねこマラソン大会 (絵巻えほん)
著者:馬場 のぼる
販売元:こぐま社
(1992-07)





展覧会場には、『11ぴきのねことぶた』の絵本の下絵や、赤・黄・黒・青の4色に分解した図版が展示されています。それも馬場さんが線だけの主版や各色用の版も丁寧に描き分けているのです。こうやって手をかけている絵本だからこそ、私たちはこの本から温かみを感じるのですね。
11ぴきのねことぶた11ぴきのねことぶた
著者:馬場 のぼる
販売元:こぐま社
(1976-01)




馬場先生は、こぐま社で絵本を作る時に、「いい子」向けの絵本ではなく、子どもたちの中のいたずらな天真爛漫さを引き出す絵本を作ろうと心掛けたのだそう^^
そんな馬場先生の、茶目っけたっぷりの魅力に出会える「馬場のぼる没後10年記念展」ぜひぜひ、皆さまもお出かけくださいね(*'ー'*)ふふっ♪

オランダ・ベルギーの子どもの本は、いま?

7月23日(土) 14:00〜 @国際子ども図書館

「シリーズ・いま世界の子どもの本は?」の第5回目は、「いま、オランダ、ベルギーの子どもの本は?」でした。 

講師はオランダ語翻訳家の野坂悦子さん。

オランダというと、うさこちゃん(ミッフィー)のディック・ブルーナが有名で、豊かな児童文学の伝統を持っている国なのだそうですが、出版事情を伺うと、日本にいては想像できないようなことがたくさんありそうでした。オランダの人口は約1600万人、ベルギーは1000万人で、そのうちオランダ語を話す人口は600万人程度だということ。子どもの本を売る為には、国際共同出版という形になるということに驚きました。絵本作家を目指す人達は、ボローニャやフランクフルトのブックフェアに出品して、国際共同出版のパートナー探しを盛んにしているというのです。ボーダレスに活躍する絵本作家・児童文学者が多いことも、納得できました。

野坂さんの後に、「絵本作家として伝えたいこと」と題して話してくださったベルギーの絵本作家キティ・クローザーさんのお話でも、イギリス人の父とスウェーデン人の母のもとに生まれ、ベルギーで育っています。そのベルギーもオランダ語圏ではなく、フランス語圏育ち。なので講演はフランス語でした。まさに、「移動する子どもたち」と同様に、単一ではないアイデンティティを持っていることを感じましたが、それはヨーロッパという地域性、歴史的な背景によるものなんですね。長い歴史の中で民族の攻防があり、国境がそのたびに移動するという背景があり、そのことを念頭にしておく必要があるんだなぁと思いました。

キティさんの話で特に印象に残っているのは、日本の子どもたちの印象です。板橋区立美術館で現在開催中の「2011イタリア・ボローニャ絵本原画展」の中のワークショップ、「夏のアトリエ」で出会った子どもたち。「ここは、こうしたほうがいいんじゃない?」などとアドヴァイスをすると、「はい!わかりました。」と素直に皆が答えることに驚いたというのです。ベルギーで同じようなイベントをした時の子どもたちの反応は、「私はこれでいいの!」「これは私の仕事!」とばかりに、アドヴァイスを素直に聞き入れる子は少なかったというのです。自己主張の仕方においても、全然違うのですね。

そのキティさんが、創作で意識をしていることとして「大人の中の子どもに語りかけている」、「自分が子どもに戻ること、自分の中に自分自身をみつけること」と仰っていたのが印象的でした。創作の原動力は、自分が子ども時代に出会った本のおかげだとも。「おはなしの世界や絵本は、だれにとっても酸素のかたまりのようなもの」、幼い時に、いつも物語を語ってくれていた祖母との思い出と共に、そう語ったキティさん。子ども時代に、たくさんのおはなしに出会うことの大切さを再認識しました。

今回の講演で紹介された本の内、日本で手に入るものは・・・
ディック・ブルーナのデザイン (とんぼの本)ディック・ブルーナのデザイン (とんぼの本)
販売元:新潮社
(2007-07)






イップとヤネケイップとヤネケ
著者:アニー・M.G. シュミット
販売元:岩波書店
(2004-06-23)





王への手紙 (上) (岩波少年文庫 574)王への手紙 (上) (岩波少年文庫 574)
著者:トンケ・ドラフト
販売元:岩波書店
(2005-11-17)





みんながそろう日―モロッコの風のなかで (鈴木出版の海外児童文学―この地球を生きる子どもたち)みんながそろう日―モロッコの風のなかで (鈴木出版の海外児童文学―この地球を生きる子どもたち)
著者:ヨーケ・ファン レーウェン
販売元:鈴木出版
(2009-11)




アンジュール―ある犬の物語アンジュール―ある犬の物語
著者:ガブリエル バンサン
販売元:ブックローン出版
(1986-05)



きつねのフォスとうさぎのハースきつねのフォスとうさぎのハース
著者:シルヴィア・ヴァンデン・ヘーデ
販売元:岩波書店
(2007-09-27)





わらって!リッキわらって!リッキ
著者:ヒド ファン・ヘネヒテン
販売元:フレーベル館
(2000-12)





ぼくのパパはおおおとこぼくのパパはおおおとこ
著者:カール ノラック
販売元:セーラー出版
(2006-12)





パパとミーヌ にわにいるのは、だあれ?パパとミーヌ にわにいるのは、だあれ?
著者:キティ クローザー
販売元:徳間書店
(2008-09)





おつきさまは、よる、なにしているの?おつきさまは、よる、なにしているの?
著者:アンネ エルボー
販売元:ひくまの出版
(2000-04)





わたしはだいじなたからものわたしはだいじなたからもの
著者:カール ノラック
販売元:ほるぷ出版
(2000-11)




まだまだつづきがあるのですまだまだつづきがあるのです
著者:カンタン グレバン
販売元:ほるぷ出版
(2010-11)





だいじょうぶだよ、ゾウさんだいじょうぶだよ、ゾウさん
著者:ローレンス ブルギニョン
販売元:文溪堂
(2005-11)



GMポプラ文庫☆7月

7月21日(木) 14:00〜@グランドメゾン・マルチルーム

台風6号がもたらしてくれた涼しい風の吹く一日でした。
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今回は、今年度上期文庫助成本が中央図書館から届き、窓際にたくさん並べることができました。
夏休みの貸出に間に合ってよかった♪(装備をしてくださったスタッフの皆さま。お疲れ様でした。)DSCN3663また、夏休み向けの選書をして、本を運びました。

夏休みのお楽しみスペシャルゲスト、音楽劇のビヴァーチェさんが来てくださり、文庫が始まるまでリハーサル。
どんなおはなし会になるか、ドキドキでした。この為に今日はおとなのお客様もいっぱい。同じ文庫連の「ちいさいおうち」文庫のTさんや、前日私が館内研修に講師として訪れた練馬区のS図書館のスタッフの方々5名、twitter大人絵本会のお友達etc・・・ 

DSCN3665← リハーサル中のビヴァーチェのメンバーの方々

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  ポプラ文庫のミトンくま達は夏の装いに♪→


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*****************

14:15〜 小さい子のためのおはなし会

わらべうた   ととけっこう   くまさんくまさん (ミトンくまさんを使って)
          このこどこのこ  めんめんすーすー ここはとうちゃん
          とうきょうとにほんばし
絵本    『どうぶつしりとりえほん』薮内正幸  福音館書店
どうぶつ しりとりえほん −新装版−どうぶつ しりとりえほん −新装版−DSCN3666
著者:薮内 正幸
販売元:岩崎書店
(2010-09-22)





わらべうた   ばくさんばくさん   うまはとしとし
絵本    『もこもこもこ』谷川俊太郎/元永定正  文研出版DSCN3667
もこ もこもこ (ぽっぽライブラリ―みるみる絵本)もこ もこもこ (ぽっぽライブラリ―みるみる絵本)
著者:谷川 俊太郎
販売元:文研出版
(1995-02)





わらべうた   とっちんかっちん  ここはてっくび
素話    『くまさんのおでかけ』中川李枝子 「おはなしのろうそく1」より
おはなしのろうそく 1おはなしのろうそく 1
販売元:東京子ども図書館
(2001-06)






15組の母子が、わらべうたや赤ちゃん絵本を楽しみました。

******************

15:00〜 大きい子のためのおはなし会

わらべうた   ととけっこう
くまさんタイム  ポプラのくまさん 勢ぞろい
ビヴァーチェさん 登場
アンクルン(インドネシアの楽器)による 「うみ」演奏DSCN3669
音楽劇     『ねずみのとうさんアナトール』イブ・タイタス 
ねずみのとうさん アナトールねずみのとうさん アナトール
著者:イブ タイタス
販売元:童話館出版
(1995-04)





DSCN3670

← 最初にチーズについてのおはなし
DSCN3672
  →キーボートやマンドリンの奏でるBGMがつきます♪
  ナレーターが絵本の文章を読み、登場人物のセリフは
  それぞれのスタッフが読みます。



DSCN3677 ← 圧巻は、煉瓦の工場のドアを開けると出てきたたくさんのチーズ!


DSCN3679
 → アナトールがチーズを講評して書いたメモ書きを
    実際にそれぞれのチーズに差し込んでいきます。
    チーズは発泡スチロールで出来ているので、すっと
メモが立ちます。

DSCN3682






手遊び  ねずみのまえば
群読   昔話『おむすびころりん』
手遊び  てんつくてん
群読劇  『おばけ学校の三人の生徒』松岡享子 作  「おはなしのろうそく28」より
トーンチャイム  ゆうやけこやけ
DSCN3683DSCN3685
← トーンチャイム演奏

  → 『おばけ学校の三人の生徒』群読劇



 
後半のおはなし会は、たっぷり50分♪普段からおはなしに親しんでいるポプラ文庫の子どもたち。最後までじっとおはなしに聞き入り、ビヴァーチェの方々がびっくりするほど、最後まで集中を切らすことなく楽しむことができました。

参加したのは69名+お客様(ビヴァーチェさんや、S図書館スタッフの方々、twitter仲間さんなどを含めて)合わせて85名。本の貸出 153冊

おはなしラッコ☆7月

7月8日(金) 10:30〜

7月の0.1.2才のためのわらべうたと絵本の会・おはなしラッコを開催しました♪

例年より早く梅雨の明けた日、いつもの会場が輪番停電で借りられなかった為、ちょっと遠くの区民センターの和室へ。DSCN3632

わらべうたを歌ったり、絵本を読んでもらったり、楽しく過ごしました。スタッフの月夜さん宅のお庭から笹の葉も持ってきていただいて、一日遅い七夕飾り作りも楽しみました(⇒始まる前の時間、絵本を親子で楽しみます。今日はどれを借りていこうかな?)

5月のラッコでは、まだ這い這いだったお友達がすたすた歩くようになっていて、0.1才児さんは、1カ月ごとに

************* 

オープニング  ○○ちゃんとお友達  
パネルシアター まんまるちゃん
手遊び      こぶたたぬききつねねこ
パネルシアター ぞうさんのぼうしDSCN3633
1310090446180






絵本      『こぐまちゃんのみずあそび』わかやまけん こぐま社1310090804601
こぐまちゃんのみずあそび (こぐまちゃんえほん)
こぐまちゃんのみずあそび (こぐまちゃんえほん)

パネルシアター まんまるちゃん
手遊び      ぱんだうさぎこあら

わらべうた   ととけっこう  くまさんくまさん1310090945452 (1)
                           このこどこのこ   ここはとうちゃんにんどころ
          いっぽんばしこちょこちょ  とうきょうとにほんばし


絵本     『Where's Spot?』Eric Hill
Where's Spot (color)
Where's Spot (color)DSCN3636
 





わらべうた   とっちんかっちん  おふねはぎっちらこ
          えんやらもものき  じぃーじぃーばあ
          にぎりぱっちり    ちゅっちゅこっこ
          ももやももや    おてんとさん
          もどろもどろ
七夕飾り作り

わらべうた    さよならあんころもちDSCN3638

今回で、お引越しをしていまうYちゃん母子。昨年、生後4カ月で参加してくれてから1年。Yちゃんはもうすぐお姉ちゃんになります。みんなで記念写真を撮りました。

元気でね〜♪ママも、無理しないでね〜




あの日から4カ月・・・

7月11日・・・あの東日本大震災からちょうど4カ月。

今日は、午後中学の保護者会でもあったので、半休いただいて、2時半過ぎに一旦帰宅、午後2時46分を家で迎えました。ラジオの向こうから、黙祷を促すサイレンの音が・・・

静かに目を閉じ・・・あの日のことを思い起こしていました。
あの日も、吉祥寺にあった「おばあちゃんの玉手箱」の閉店セールに伺って、大人絵本会の@ehonwolfさんと@sunnyasanさんとランチをして帰宅したところでした。

あの日から・・・多くの人の慟哭を見ました。多くの人の優しさや思いやりを感じる一方で、未だに多くの人が避難したままで、瓦礫の撤去もまだまだで・・・震災直後から世界中から集まった義捐金もまだ23%しか、被災者に手渡されていないという事実の前に無力感さえ感じてしまいます。
でも・・・諦めずに継続することが何より大事なのですよね。支援も・・・関心を持ち続けることも。


直後は、義捐金だ!支援物資だ!ボランティアだ!と、皆の関心も高かったのですが、今はその活動も一時に比べたら目立たなくなっています。でも、目立たなくなっただけで、じっくりと腰を据えて続けている人達はいるし、そうありたいなって思っています。

**********

震災直後、kodomiruさんの立ち上げた「みんな、おなじ空の下で」の活動に賛同し、ポプラ文庫でも被災地に絵本を届ける活動をしました。呼びかけに応じて、たくさんのお友達が絵本や児童書を届けてくださいました。DSCN3423

ここに報告をして、心からお礼を申し上げます。DSCN3425

送り届けた先:釜石市の保育所 山田町の保育所 陸前高田市の高校と保育所1か所ずつ
         ユニセフと絵本ナビにも児童書を・・・
特にtwitterのフォロワーさんから、tweetを見て届けたいただいた絵本や図書カードで、400冊以上の本を届けることができました。ありがとうございました


DSCN3424
被災地へ直接絵本を送る活動は、今は一旦ストップしています。被災地に入った友人の報告によるとユニセフから届けられた子どもの本が避難所に段ボール箱に入ったままになっているところもあったそうです。DSCN3430

箱から取出して、並べておける本棚が不足しているからなのだそうです。

今はそちらの支援も始まっています。

こどもとあゆむネットワーク 本棚プロジェクト 被災地に本棚を贈ろう!

また、JBBYの「子どもたちへ<あしたの本>プロジェクト」も、息の長い支援を目指して活動中です。どうぞ最後まで関心を失わず、出来る所から少しずつ支援を続けていただけるようお願いいたします^^

DSCN3491DSCN3628








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